2012年2月28日火曜日

ピリオディックモーション検査、合否の分かれ目


十数台の検査をしていると、合否に迷うブツに遭遇します。
まあ、そんな時は涙をのんで原則 「否」 を選択しなければなりません。
今回、最も迷ったブツのデータはこれです。
ホイールの全周データ Y軸:Pモーション(秒角) X軸:回転角(度)

中心部のうねりは治具の問題で、Pモーションの評価は波形のP-Pと考えてください。
(平滑化は行なってません)

私の評価は±25秒角です。正にボーダーライン上のブツです。
・・・で、一昨日は久しぶりに天気が良かったので、このデータを持つブツの実力を実写で確認しました。
168秒*15枚(42分)


拡大すると・・・

11ピクセル、まあ~見事に±25秒角、正にボーダーラインです。

このボーダーなブツで、真面目に撮ると・・・
168秒*4枚 200mm ISO800
原寸拡大で・・・

ボーダーなブツでも、この程度の写真は写ります・・・。

注意: 全てのHiglasi-1Aでこの写りを保証するモノではありません。

ちなみに、Pモーション測定で最もエラーが少なかったブツのデータはこれです。
こんな結果ばかりだと、良いのですが・・・。

Pモーション検査治具については、こちらをご覧ください。
http://ndl2000.sakura.ne.jp/sekidougi/p-motion_jigu_00.htm





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