2012年9月30日日曜日

ふらぐな Higlasi 進捗

思い当たる処理を施し、下記データを得ました。
昨日の結果と大きな差は無いようです。
このレベルになると、治具の設定が影響している感じもあり、再現性の高いデータを取るためには、少し整備が必要です。
この試作サンプルA、性能としては十分満足のいくブツですが、なんせ、サンプル1/1ですから・・・。

・・・で、試作サンプルBを製作してます。

2012年9月29日土曜日

ふらぐな Higlasi 進捗

このまますんなり行くとは思ってませんが、仕上げ途中の治具によるピリオディックモーション測定(90deg)は想定以上にいい感じです。

2012年9月28日金曜日

ふらぐな Higlasi 進捗

板金があがって来たので、早速、組んでみました。
重心移動による変位(剛性)の測定はこれからですが・・・・いい感じです。
動画は20D + シグマ50−500 + 雲台 で総荷重は3.1kgです。
計算上のトルクは回転軸から10cm 位置で4.5kg
(消費電力はHiglasi-1A初期値同等)
本体の重量は1.2kg 前後になりそうです。。

2012年9月27日木曜日

ふらぐな Higlasi 進捗

つい今しがた 試作板金が上がって来ました。。。

2012年9月25日火曜日

2ch

どちら様か分かりませんが、ありがとうございます。
2chに名立たるメーカー様と一緒ににリストアップされてました・・・。光栄であります(敬礼
http://logsoku.com/thread/ikura.2ch.net/sky/1347960148/

最近、レーザーで極軸合わせの記事?を時々目にするのですが・・・
今ひとつ、カラクリが分かりません(汗

2012年9月21日金曜日

ふらぐな Higlasi

ふらぐな Higlasi の試作部品がボツボツ集まってきました・・・。
右:Higlasi-1A
御察しの通り、精度に大きく影響するウォームホイールです。
さすがにデカイ。。(というか、1Aが小さい?)
Higlasi-1AのPモーションは実力で±20秒角。
これを使えば、単純計算で、±14秒角。
研究中?のPECエンジンで・・・±7秒角。
・・・・と、○×▲の皮算用。。
まあ~長年、ものづくりでゴハンを喰ってますが、思った通りになった事は無いので・・・(笑
でも、この時期が一番楽しいです。
設計なんて仕事は、心配事を作ってるだけですから・・・ね。

2012年9月18日火曜日

ふらぐな Higlasi のユーザーインターフェース

まだメカの目処も立ってない ふらぐな Higlasi ですが・・・
従来からの開発手順を変え、操作方法から進めています。
その操作パネルはこんなイメージです。
昨日のじわ~~と点滅する場所はLED1です。
Higlasi-1A との差は軍手で操作できる事を重要と考え、DIP_sw は止めました。
モード設定は 3ポジションのトグルSW × 3 で行います。
頻繁に使用する時限はトグルsw の2箇所にプリセットでき、それ以外は、
VRにより、16ポジションの時限設定を可能とします。
タイムラプスで使用するとスピード設定も同様にVRで行い、頻繁に使用するスピードもプリセットできる予定です。
初めて、早送り機能を搭載します。これも任意に設定できるよう設計します。。

価格は?? 4万円前半で・・・・考えております。。

2012年9月17日月曜日

ひとりごと・・・

わざわざ書く程の内容では無いのですが・・・
今年初めて Mac なるブツを購入し、WINからの乗り換えも考えたのですが・・・
なかなかそうも行かず、現実ブラウジングでしか使用してなく、非常にもったいない状況で・・・
それはそれで置いといて・・・
気に入った所は、スタンバイ状態を示すのLED点灯方法・・・(苦笑。
これは是非ふらぐしっぷな Higlasi で採用しようと、作ってみました。。
ビデオではフリッカしてますが、現物はほとんどありません。。
現物は、じわ~~と明るくなり、じわ~~と暗くなり、消え、このパターンを数秒の周期で繰り返します。。。

電源投入し STA_sw が押されるまでのスタンバイ状態を示す表示で使用する予定です。。

2012年9月11日火曜日

ひとりごと・・・

世の中に無いブツを作りたい・・・・・・と、
実は、
世界最小、最軽量、性能はHiglasi-1Aと同じ、こんな Higlasi もほぼ設計を終えてたんですが・・・
イチクッパではできそうに無いし、しばらくは日の目を見る事も無いでしょうね・・・・。

2012年9月10日月曜日

ひとりごと

今、Higlasi-1Aより少しだけ精度が高く、搭載能力もある Higlasi の設計を進めています。
たぶん、以前ここで書いたフラグシップな Higlasi のベースになる機種です。
たぶん、Higlasi-2A って名前になるのかも知れませんが・・・
精度と搭載能力を言いわけに・・・
間違いなく、価格は上がります・・・
間違いなく、ずっしりと重くなります。

なぜ、重くなるか? 搭載能力を高めるために、剛性を高め・・・・・
なぜ、剛性が必要なんだろう???

極軸に対し、平行を保つなら、どんなに ふにゃふにゃ だって、追尾は狂わない・・・。
極軸に対し、平行を保つような、構造って無理かな~~~。

世の中に無いブツを作りたい・・・。

2012年9月8日土曜日

ひとりごと

匿名さんのご紹介で、この本を買いました。



匿名さんにはまこと失礼ですが、あまり期待はして無かったのですが・・・
いい意味で裏切られました。
3年早く、この本に会えたなら、
Higlasi-1A のリリースはもう少し、早かったかも、知れません(苦笑

2012年9月3日月曜日

極軸望遠鏡が無い理由


時々、なぜ極軸望遠鏡が無いかの問い合わせを頂きます。
開発段階では写真の通り、天体望遠鏡のファインダーを付ける方向で進めていたのですが、これがなんとも使い勝手が悪いのです。



使い勝手が悪い上に、高価で、さらにちゃんとした精度が期待できない・・・。
だから、これが嫌で嫌で、仕方ありませんでした。

大手さんの様にウォームホイールのシャフトをパイプ状に設計し、精度良く望遠鏡を挿入する方法が可能なら、光学的な誤差やレチクルに対する目線誤差を除き、機械的な精度はある程度期待できるのですが、その他の方法では精度良く加工しても、無調整で精度を担保できるとは・・・。
計算上、極軸誤差0.1度の精度を保証するためには、570mに対して1mの誤差しか許されません。
開発時、調整ネジ付きのファインダーで400m離れた鉄塔の碍子に対し、何回も調整しました。
方法は
Higlasi-1Aを500倍速で運転しながら、数枚の写真を撮り、カメラのモニターで連続的に切替、モニターで確認できる回転の中心を400m離れた鉄塔の碍子に合うよう、雲台を調整し、合えば、ファインダーの調整ビスを操作し、ファインダーのレチクルクロスを碍子に合わす作業です。
どんなに慣れたって、30分はかかりました。やっと合ったファインダーの調整も、運搬中、何かにぶつけると、調整は狂ってしまいます。。とてもじゃないけど、現実的な操作では無いと感じました。
まだ、Higlasi-1Aは500倍速で運転できますから、回転軸の中心を見つける事は容易ですが・・・。

・・・で、いい方法を模索中、カーチスデジカメ法をご紹介いただきました。
詳細は書きませんが、剛性が満足するものなら、この方法は完璧に極軸が合います。。。

極軸望遠鏡が無い理由で購買リストから外れるリスクはあるのですが、使い物にならないブツを付けるよりは・・・と思い、極軸望遠鏡は開発段階で廃止しました。