2014年2月27日木曜日

Higlasi バージョン情報  20160315更新

■Higlasi-2.1
ver 230  20160315 撮影枚数の設定値を不揮発化
ver 211  20160308 撮影枚数設定
ver 210  20160106 ミラーアップ設定
            電源ONで恒星追尾速度でモーター駆動
            Ton Toff を Exp Int に切替可能
            Toff 設定方法を変更 
ver 200  20151210 赤緯・赤経デジタル目盛環対応
ver 100  20151116 追尾中レリーズOFF機能に不具合があります。
症状:
sw2-3 で時限を決定し追尾スタート
sw2-3 sw3-2 で追尾中レリーズOFF状態になります。
通常ここでVRにより時限を変えsw3-1 で追尾再開になるのですが、再開しない不具合です。
sw2-2 sw2-1 の状態では問題ありません。

バグフィックスは少し時間をください。
現在ver110 を制作中です。このバージョンでは導入機能を充実させる予定です。
詳細は後日このブログでご報告致します。

■Higlasi-3B
ver200 20151209  赤緯モード
            

■Higlasi-3
ver105  20150512  早送り時の表示にdeg追加
ver104 20150421 軽負荷時USB電源の自動シャットダウン対策
ver103 20141021 --
ver102 20140829 DRIFT時の時限表示と実動作差異修正
ver101 20140801 リリース

■Higlasi-2
ver.304  20150523

原点復帰を無効にできる設定
・原点復帰を無効にする
SW3-2に切り替え
西微動SW(向かって左)とSTA_sw を押した状態で電源をONします。

・原点復帰を有効にする
SW3-1に切り替え
西微動SW(向かって左)とSTA_sw を押した状態で電源をONします。

・インターバルモードの時限変更
インターバルモード(SW2-3 SW3-3)で追尾時、SW3-2でレリーズOFFモードになります。
SW3-3でOFF時間 SW3-1でON時間を変更できます。(モーターから変な音がしますが異常ではありません)
設定後の再スタートはSW3-1 または SW3-1 位置で スタートsw クリックです。

・バルブモード(SW3-1)で追尾時、SW3-2でレリーズOFFモードになります。
この状態でタイマー値をVRで任意に設定する場合(SW2_3)、表示のチラツキが多いため、その原因のモータ駆動を止める事にしました。速やかにタイマー値を変更するなら、問題は無い判断です。

ver.302  20150212

・追尾中レリーズオフ機能(追尾中sw3-2)有効時、sw2-1 sw2-2 の時限切替ができないバグ修正。

ver.301  20150114

・軽負荷時(Higlasi スタンバイ時)USB電源(バッテリー)のオートシャットオフが働き、度々電源を再投入が必要
>Higlasiのスタンバイ時、32秒毎に0.1秒間モーターに通電します(一瞬、赤LED点滅)。
これは1時間に11.3秒間通電する事と同じですから、スタンバイ時におけるバッテリーへの影響は誤差の範囲と考えます。

・液晶表示が消える対策
>原因はCPUに内蔵されているEEPROMの問題です。感覚的に1%くらいはありそうです。
EEPROMのデータ消える時間も数時間から確認しているモノで最大2週間で、これを完全に識別する事は弊社環境では難しい状態です。そこで、データは消える事を前提に、消えたら、初期値に戻す事で対策とします。

ver300 20140617
・オートガイド機能追加

ver232   20140303    
・インターバルモード、追尾中レリーズオフ機能仕様変更

ver.230   20131209
 ver.220からの主な変更点
 ・撮影回数の表示 (最大255)
 ・時限タイマーの精度
 ・レリーズOFF時にsw3-2 --> sw3-1 でレリーズしなくなるバグ修正

Higlasi-2Bでは表示ユニットでご確認できます。
2B以外の方はお問い合わせください。


20140228
追尾を止める事無く、カメラやHiglasiの時限を変更できる
「追尾中レリーズオフ機能」の一部仕様を変更します。
リリースは 20140303 ver.232

変更点
インターバルモード時、追尾を止める事無く、Ton時限とToff時限の変更を可能にしました。

sw2-3 sw3-3 で時限を設定し追尾開始
sw3-3 --> sw3-2  で追尾中レリーズオフモード
sw3-3 Tof 時限をVRにて設定
または
sw3-1 Ton時限をVRにて設定
Sta_sw クリックで再レリーズ。  (大きな操作上の変更点)

バルブモードに変更はありません。


20140227
御ひいき頂いているお客様からメールを頂きました
「以前、提案したファームウエアの改善、いつごろできそう?」
実は既にリリースしておりました。
変更や改善を取説では更新しているのですが、ご提案頂いたお客様にご連絡する事を忘れておりました。申し訳、ありません。
これから、このページをバージョン情報として、更新致します。

赤道儀として致命的な不具合が発生した場合は無償で修理致します。
これまでの致命的と判断した不具合
・赤経軸の空回り       1件
・トルク不足による脱調    1件
・ケーブル同梱ミス        1件
・ケース破損         1件
・リコール(全品回収)    1回

v.230,232へのバージョンアップは送料込で ¥1000 お願い致します。
尚、オプション等の同梱は可能です。

現時点頂いているご要望
・オートガイド
・極軸望遠鏡の設置
・ドリフトモードの時限を任意可変できるように・・・。

2014年2月22日土曜日

Higlasi用 極軸望遠鏡アングル


50mmのアルミパイプが届きましたので、とっとと作ってみました。
ビクセンの極軸望遠鏡を取り付けると・・・
デジアイピースは
こんな感じです。かっこはイマイチかな~~。
望遠鏡の調整はDPPAや早送りを使い、角度を変えた数枚の写真から、Higlasiの回転軸を求め、望遠鏡のレチクルクロスに合わすだけです。
最大の問題は僕の持ってる旋盤では写真のアルミ製50mmのパイプを商品レベルに切削できない事です。少量でも安価に製作していただける業者さんを探さなければなりません。
ロット10~20で対応して頂ける切削屋さん、いらっしゃいませんか?

尚、このアングルはHiglasi-1,Higlasi-3 でも使用できる予定です。

2014年2月21日金曜日

Higlasi-3 プロトタイプの初実写テスト

ウォームホイール40歯ポタ赤の評価は Higlasi-1 以来、久しぶりです。
でも、この40歯、されど40歯なんです・・・。
先ずは定番のピリオディックモーション
189mm 等倍 72分
明るい星はオリオン座三ツ星のアルニタクです。
写真からやや変則的ですが、Pモーションは±20秒角くらいで、これは以下4分*18枚、72分(2週期)の合成です。

















Higlasi-1と較べて、決して良い状態のギヤではありませんが、各々は200mm弱(189mm)、露出240秒の割に使えそうなモノが多く有ります。これが40歯マジックです。
つまり、ピリオディックモーションの周期が長い(36分)事で、ピリオディックモーションエラーの影響が小さいのです。
参考:40歯の優位性
最も流れているIMG_2786でも
この程度の絵になります。
Higlasi-3にはST4互換のオートガイド入力を搭載しますから、この流れがどの程度改善されるか・・・
楽しみです。


2014年2月20日木曜日

オートガイド 3

昨夜9時前になって雲の切れ目に星が見えたので、20日ぶりオートガイドのテストです。
多くのお客様からメールを頂き、、、ありがとうございました。
キャリブレーション側でカメラの傾きは補正するだろうと思ってたんですが・・・。
それで、
こんなアングルでカメラを固定し、極軸調整は0.5degくらいずれてる状態でガイディング・・・・。
(北極星近辺の雲が厚く、λUmi が確認できません)
ガイド鏡は200mm
200mm 240秒 500%拡大 1~2ピクセルくらい流れてます。
こんなモノなのか、1ピクセル以下まで補正できるのか・・・分かりません。
横着しないで、取説を読んだ方が良いのかも知れません・・・。
ガイディングデータは
DECは何もやってないのに動いてる・・・?
Y軸の単位は何やろ??
可変パラメーターの意味がわからん???

もう少し、勉強せんとダメですね。。。

2/23 天気が良いので引き続きテストしてるのですが、上のグラフは嘘っぽいです。
なぜ、こんなデータが出てきたのかさえ現時点、分かりません。。




2014年2月18日火曜日

Higlasi 用極望アダプタ

こんなモノを自分で削り、試作してみたのですが・・・・
どうも、気に入りません。
極望としては問題なく、正確に調整ができていれば、正直、DPPAより早く極軸を導入できます(苦笑
また、カメラの重心移動による極軸ズレ補正も簡単です。
でも、この構造ではデジアイピースや照準器と共用できません。
また、そこそこ高価なモノになりそうで、Higlasiらしく無い価格になってしまいそうです。
自分で旋盤を回し加工するには、正直、重いし・・・気に入りません。
・・・で、こんな構造でもう一度作ってみます。
デジアイピースと照準器はこんな具合に・・・

2014年2月17日月曜日

スカイメモR と Higlasi 用極望アダプタ

昨夜は久しぶりの天気で、滞っていた実写テストの一部ができました。
Higlasi_Ver.2 基板駆動によるスカイメモはややトルク不足を感じましが、概ね良好の判断です。
バランスウエイトで調整すれば問題はありませんが、トルク不足は電流を増やすか、国産のモーターを使用すれば安心感は得られると思います。
オリオン座 アルニタク 等倍

極望アダプタも概ね良好です。
昼間、DPPAで調整した極望の中心と赤道儀の回転軸ですが、OKだと思います。

ビクセンの極望には設定時、水準器があるため、410雲台2軸改造品を3軸に戻した方が使いやすいです。また、暗視照明が無いのですが、百均の照明で十分用は足りました。。

最大の問題は製作して頂けるところがあるかどうか・・・。
板金はそうでも無いのですが、いわゆる切削物は数がそろわないとコスト的にもなかなか難しい様子です。
お付き合いのある板金屋さんが3月からマシニングセンターを導入し、5月ころから注文を受けて頂ける情報はあるのですが・・・・。







2014年2月13日木曜日

お客様からのリクエスト・・・ 2/14:追記

お客様からのリクエスト・・・先ずは似非フライスで試作してみました。

当初、ただの板と思ってたのですが・・・・
お客様から現物をお借りして・・・・
あらっ! アリガタ・・・・ (汗
フライスを持ってないので、治具を作り、旋盤にエンドミルを取り付け削り出したのですが・・・・
とても、人様からお金を頂けるようなブツにはなりません・・。。
・・・で、こんな感じです。
取り付けている装置は
「KYOEI 照準器 マルチドット TYPE-S」 です。
使用感はまだ分かりません、天候待ちです。

ご要望が有りましたら、ご連絡をお願い致します。
人数が増えれば、安価に対応できると思います。
bzk00100@nifty.com

こちらの製品も取付可能です(製造元はたぶん同じ!?)。


マルチドット照準器A


2/12:追記
非常に分かり難い絵ですが・・・

PLフィルターを2枚重ねて、DPPAし、照準器を調整しました。
視野が広いので、極軸導入は案外楽かも知れません。
この照準器だけで、0.1degの精度は期待できませんが、DPPA前の粗調整には良さそうです。
晴れれば、実空で試したいのですが、今年の冬はとにかく天気が悪く(雲が多く)、オートガイド、Hilasi-3、、、含め、全くテストができません。。
今日は雪、今夜も無理っぽいです。。





2014年2月11日火曜日

Higlasi-3 進捗

久しぶりに表題ネタです。
内蔵する制御部のプリント基板が磁気データレベルでやっとできました。
これでほぼ原寸、40mm角です。
これを

モーターとケースの間に組込みます。
基板の重量はたぶん20gくらいですから、制御部込で510g(軽量仕様)くらいなポタ赤になると思います。
主な機能は
・DPPA
・インターバルタイマー(時限3種)
・オートガイド入力(ST4互換)
・恒星モード、星景モード(0.66倍速)
・南北モード

先ずはこの仕様でリリースの準備を進めます。
リリース半年後くらいにバージョンアップで通信機能を積みます。
基板上にはRS485のチップを積んでますから、数百m離れた場所から、数十台のHiglasi-3をコントロールできます。
つまり、赤道儀として使うなら、夢の7軸?赤道儀を数百m離れた場所から制御する事もできます。
また、回転するステージに鏡を付けるなら、集光発電機だって作れるハズです(笑
旋盤やフライスのNC化を趣味として製作されている方には絶縁が通信ケーブルの2箇所だけで済みますから、作り方が変わってしまうかもしれません。

もっと身近な機能としては通信機能を積む事で、携帯端末からの操作が可能になります。
プロトコルはオープンしますから、作ってください・・・・僕無理(苦笑




2014年2月6日木曜日

極軸望遠鏡設置ブラケット

いろんな事を並行しやってます(汗
表題の件もその一つ・・・。
こいつを設置する上での問題は光軸調整が簡単かどうか・・・
上は試作1号機で・・・・
光軸の調整は・・・先ず、Higlasi の赤経回転軸の中心を探します。
遠くの山を角度を変え3枚撮影し・・・
(Higlasi-2 の15deg 早送りで)
ツールで輪郭を強調し・・・
3枚を合成します。
赤色の矢印が、Higlasi の赤経軸です。
2枚でも良いのですが、3枚の方が分かりやすいです。
(NDフィルターがあればDPPAできるのですが・・・。)
そこに、極軸望遠鏡レチクルのクロスを合わせれば・・・OKです。

問題は望遠鏡の光軸調整が簡単かどうか・・・・。
今回の試作では調整が不要なくらい、機構の精度は出ているのですが、設計上、1deg位調整域が必要と考えます。

2014年2月5日水曜日

お客様からのリクエストで・・・ 20151027 追記

こんなモノを作ってみました。。
材質はSUS304(ステンレス)ですから塗装はしません。
格子は雲台が滑らないよう・・・レーザーで浅い溝を付けております。
Higlasi-2に設置すると・・・
こんな具合で・・・・
真上の撮影も難なく実現します。

数が出れば、もう少し安価にできるのですが、ご用命ありましたら、
メールにてご予約を御願い致します。
mail: bzk00100@nifty.com

名称 傾斜ステージA
材質 SUS304
ネジ 1/4inch D_リング付 価格 ¥2,500  (税別)  
ネジ 3/8inch D_リング付 価格 ¥2,800  (税別)
送料 ¥  700


20151009 追記
1年と8ヶ月で在庫ゼロになりました。 これからどうするか少し迷ってます。。
20151027 追記
今日、発注しました。。
11/6 入荷予定。

2014年2月4日火曜日

極軸調整用・・・

お客様からいっぱいご意見ご要望を頂き・・・
これと・・・・
これを付けられる・・・・

こんなイメージのブツを設計しております。
望遠鏡の光軸と赤経軸はもちろん調整可能で・・・
Higlasi_1、Higlasi_2、Higlasi_3 で取り付けられます。
リリースは桜が咲くころの予定です。