2014年11月27日木曜日

極望ステーが付かない!!

先ほど、極望ステーが付かないのクレームがありました。
説明不足、、申し訳ありません。

背面取り付けの場合は同梱している

・白頭+4mmねじ 1本
・白頭+3mmねじ 2本
を使います。
背面のねじを2本取り、そこに白頭+3mmねじで固定します。
また、シールを剥がし、白頭+4mmねじで固定してください。






2014年11月21日金曜日

410用板

Manfrottoギア付きジュニア雲台 410 をご使用のお客様からリクエストを頂き、私も欲しかったので、作ってみました。
410ご使用の方には 説明不要と思います。


板厚1.5mm
材質アルミ材(A5052)

価格 ¥1200 (税別)
送料 ¥160








2014年11月18日火曜日

ひとりごと・・・

ネットで知り合ったJIMさんから・・・
こんなブツをお借りしました。
僕にとって、全く未知であるところのCNCの世界です。
うまくいけば、オーダーメイド的対応が素早く安価に実現する鴨葱。。(苦笑
先ほど、やっと、Gコードとよばれるテキストファイルを読み込み、それっぽく動くようになりました・・・。

2014年11月15日土曜日

お客様(MASAさん)から極望ステーについて・・・11/16、18、24 続報

MASAさんから・・・・

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今日早速組み付けて、自宅から遠くの鉄塔をつかってDPPAして調整してみました
本体背面に2本のネジで固定したのですが、夜間のDPPAよりは楽にできました

今晩にでも実際に使用してみます

ただ、取り外して運搬する間に調整が狂うことを考えると、本当は組み上げてから現地
で調整するべきなのかもしれません

ですが現地では夜間ともなれば適当な目標物がないこともありそうで、実運用面での不
安もありそうです

そんなことを考えながら眺めていて、ふと思いついて急遽作成したのが写真の治具です

何のことはなくて、よくある反射鏡のレーザー光軸調整器具にデジアイピース付属のツ
ァイスサイズスリーブを組み合わせただけです(^^ゞ

また、アメリカンサイズとツァイスサイズを変換する器具は多種販売されているのでそ
れを使えば加工も不要です

これをステーに反対側から取り付ける目論見です

今回ステーはGP用として作って頂いたので、内径は24mm少々ですが、それは即ちツァイ
スサイズアイピースがぴったり差し込める径でした

もうお分かりの事と思いますが、赤色レーザーを35度の角度で地面に照射するのです

白いビニールテープなどを目印にその位置に貼り付けておけば、極軸のズレは簡単に修
正できます

この方法は浅野さまが以前に提唱された方式のアレンジですが、普通に国内で流通、販
売されている光軸調整器具を使って自己責任で行うのであれば問題はなさそうです

私は光軸調整時だけレーザーを点灯させるつもりです

現地で簡単にセット出来るので北極星利用より簡便に使えることが期待できます

今夜はこの方法も試行してみます

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11/16 続報

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昨晩早速極望ステーの運用テストを行いました
GPの極望を背面装着で運用してみました
ステーは背面装着とし、DPPAで極軸を合わせた後、円形レチクルに北極星を導入しまし
た
構図を変えて点検すると案の定ずれが生じていたので架台の微動で補正してから撮影を
行ってみました
f200mm、4分程度は止まっていたのでまずは合格です

次に例のレーザー光軸調整具を取り付けて地面に向けて赤色レーザーを照射しマーキン
グしました
再度構図を変えて点検するとマークから少し動いていたので、これも微動で調整しまし
た
その状態で4分露出を止めることが出来たので、これも合格としました

以前から予想はしていましたが、バランス変化による極軸のズレは上下方向が多く発生
しており、東西
方向のブレはそれほど多くないようです

ただ、利用者側の問題ですが、極望もレーザー治具も機材のポジションによっては干渉
することがあり、
構図の自由度が制約されることがわかりました
干渉を避けるため上のネジ穴への装着だけでなく、下の2本や、場合によっては1本止
めにして斜めに
装着するなどの工夫も考えたいと思います

当夜のDEPPA結果とレーザー治具利用時の4分露出写真を添付しておきます


以上がステーの運用報告ですが、その後一軸ガイドの試行も行いましたので、合わせて
ご報告します

先日ガイド信号が来ていない件は接点クリーニングで解消したと思っていましたが、実
はフィールドで
同じ症状が発生しました(汗)

今度ばかりは接点の問題ではないはずと色々と四苦八苦したのですが、結論から言えば
運用ミスでした

HiglasiはシャッターOFF+追尾(sw3が2のポジション)ではガイド信号の2倍速を
受け付けないようです
sw3を1のポジションにすることで2倍速が作動しました

この仕様を知らずに、シャッターの無駄切りをしないようにポジション2でガイドさせ
ようとしていたのです

オートガイドを行う場合どのソフトもほぼ同じだと思いますが、接続後にキャリブレー
ションを行います
ガイドの進み遅れにより東西にガイド星をずらして、その反応を記憶するためです
当然ながらその際には露出は行わないので、多くの方がポジション2を選択すると思い
ます

カメラ側の電源を落とせば済む話ですが、仕様を知らずに悪戦苦闘しておりました
結局私は本体からのシャッター制御とせず、外部コントローラーに切り替えて運用しま
した

あと、これはオートガイドに限らない話でDPPAやドリフト時も同じですがすが、電源投
入時のスタンバイモードは
橙色LED点滅と液晶表示で電気を消費しているはずですが、多くのモバイルバッテリー
で送電を止めてしまいます

バッテリー側のシャットオフ機能が作動するためと思いますが、スタンバイで何かの調
整をしているうちに電源が
切れてしまい、その都度電源ボタンを押して復旧するのは煩わしい場合があります

肝心のオートガイド機能の具合ですが、まだパラメータ調整中でHiglsiの評価をする状
況に至っていません
現状は上手くいったり、暴れたりですが、これはどんな機材も同じで時間を掛けて調整
していくものですので、
じっくりと取り組んでいこうと思います

以上昨日の試行報告ですが、最後に全般的な感想を付記します

個人的にはノータッチでf200mm、4分を確実にとめることが出来れば、それ以上の露出
は不要かもしれません
光量不足は今時のデジカメなら高感度・低ノイズの高性能で十分対応可能です
オートガイドは露出を伸ばす切り札になりますがPモーションのことも考えれば、一軸
ガイドのリターンはそれほど
多くないような気がしています

先ずは、極軸をきっちり合わせて、HiglasiのPモーションが気になるくらいになるほう
が先決かもしれませんね
(これがなかなか手ごわいのですが反面楽しいです。。。。。)

これほど遊べる面白い製品を開発していただいた竜爺さんには感謝しております
今後ともよい製品をリリースしていただけるようお願い申し上げます




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MASAさん、元気が出るお便り、ありがとうございます。
SW3-2で2倍速運転ができない件、全く認識しておりませんでした。
急ぎ調査し、新たなバクを生むリスクが無いようでしたら、修正致します。

11/18 続報
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さて、ご報告した内容ですが、機材の干渉については現在あれこれ
対策を考えております

また、ステーは背面では2点止めと勘違いしていましたが、3点止め
でしたね

1点止めや下のネジ穴での2点止めも試みましたが、1点では安定感が無い
気がしますし、下のネジ穴だと本体下部で微動雲台と干渉してしまい
具合が悪いようです

極望を固定する場合は正式な固定方法で、筒の先端に近い部分で固定すれば
機材との干渉は少なく出来ます

レーザー治具の場合もステーの背後側に固定できれば干渉はかなり解消できる
はずです

幸い、光軸調整装置は基本的に31.7mmのアメリカンサイズの筒で出来ているので
電池側からもアメリカンサイズのバレルに差し込めます

とりあえず有り合わせの部品で手前から差し込む組み合わせを考えましたので、
その部品構成と組み付け時の写真を添付いたします

なお、たまたま直進ヘリコイドを利用していますが、通常のツァイスサイズ⇒アメ
リカンサイズアダプターでOKです(笑)

電池側から差し込むのでスイッチを切ることが出来なくなりますが、使わない時
はキャップをして安全配慮しようと思います

この方式であれば機材との干渉は軽減でき、しっかりと固定できると思います
近いうちにフィールドで実際に試してみたいと思います


追伸
SW3-2での2倍速駆動について検討いただけるようでありがとうございます

モバイル電源のシャットオフについては、Higlasiが省エネ仕様であることが、
要因ですので、致し方ないことだと思います

スタンバイ時の待機電力が大きくなるのは本末転倒の気もしますので、ダウンしない
仕様の電源を探してみたいと思います



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>モバイル電源のシャットオフについては・・・

この対策はたぶん簡単です。
1分程度毎、モーターに短時間(1秒以下)通電してやればダウンしないと思いま
す。
ネット経由でバージョンアップできれば良いのですが、送料が高いですね。。。

11/18 追記
USBバッテリーで使用中、軽負荷時(Higlasi スタンバイモード時)に発生するオート電源OFFは
36秒毎30ms時間モーターに通電する事で回避できそうです。
また、追尾中sw3-2 にするとオートガイドの2倍速運転しないバグは対処できます。
いつでも対応できるので、お問い合わせください。
確認済バッテリー
 ・QE-PL203
 ・QE-PL103

11/24  続報
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先日11月22日に極軸修正治具をフィールドで実戦投入してみました

結果は上々です

当初は地面までの距離が短いので精度がどうかと思っていたのですが、
200mmで2分はどの方向で撮影してもガイドミスはありませんでした
(4分は飽和してしまうので開けられませんでした)

ただし、この方式では、Higlasiを固定している雲台の位置がずれると
無効になります
たとえば、エレベータを上下したり三脚ごと蹴っ飛ばした場合は、
無意味です

ですので、厳密には三脚自体が撓んで雲台位置がずれたりしたら正確な
修正は出来ないはずですが、実用面では問題は出ませんでした

当夜の作例と運用風景を添付いたします
(バランスウェイト代わりにしているのは恐れ多くも戦前の銘機
ツァイススーパーセミイコンタですが、その肩紐の右側にレーザーの
赤いポイントが見えています)



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MASAさん いつもありがとうございます。。














2014年11月11日火曜日

業務連絡

以下のお問い合わせを頂きましたSKさん
メールが不達で戻ってまいりました。

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お問い合わせ = はじめまして。ヒグラシの傾斜のところ(三脚と取り付ける場所)の
ネジは1/4ですか?3/8ですか?私の持っている三脚が3/8なのですが3/8ネジにできるの
でしょうか?雲台も購入時に3/8にできますか?あとレリーズは自分でカメラのシャッ
ターを押す場合にはいらないのでしょうか?
わかりにくい質問で申し訳ありません
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以下の通りです。

>ヒグラシの傾斜のところ(三脚と取り付ける場所)のネ・・・
標準で1/4です。
雲台用も含め3/8に加工致します。

>レリーズは自分でカメラのシャッターを押す場合に・・・
必要ありません。

2014年11月10日月曜日

一休み・・・


NC機器の設計を趣味?(本職かな~?)とされている、お客様?が夕方、突然いらっしゃり・・・・
札幌のお客様の写真から・・・
こんなんできるんよと・・・・
削りだした人工御影石を取り出し
後ろから光を当てると・・・・
・・・・すご。。

2014年11月5日水曜日

Higlasi用極望ステーの進捗 (11/9 11/12追記

極望ステー関連


板金(アルミ材、サンドブラスト+アルマイト処理)が届いたので、早速、1台 組んでみました。

取り付けはHiglasi-1、2 は背面から



Higlasi-2、3は回転軸に取り付けられます。
雲台を付けるとこんな感じ

これから調整範囲を確認し、実天体で使ってみてリリースを決めます。
今月中には何とかなると思います。

ただ、Higlasiの回転軸と極望レチクルの調整はそこそこ難しいので、そのあたり十分理解された上でご注文をお願い致します。

近日中に調整方法を書く予定です・・・。

11/9 追記
コメント欄に重要なご意見を頂いております。 

更に追記
匿名さんからのコメント
鏡筒に付いた対物レンズは機械加工の精度ですから、鏡筒に対し
て正確に付いています(本当はレンズの直径公差で中央にはない)。
※ここで述べる極望の光軸調整とは、レンズの傾き調整で収差を
正すのではなくて、レンズが光軸と直角方向にズレて像の中心が
ズレたのをパターンの中心に正すのですから。求める精度も意味
合いも違うのですが、今は言及しません。

しかし、ビクセンやケンコー式は「接眼部と鏡筒の連結部」にネ
ジを切って、パターンとの距離を調整をしています。このネジ部
が少し傾くとずっと前方にある対物レンズは、かなり傾きます。
接眼部からのぞくと対物レンズは光軸と直角方向に(添付図では
下に)ズレて見えるということです。レンズの中央を通る光は直
進するので、像の中心は接眼部の中心にはなく、対物レンズがズ
レた方向に同じ量だけあります。

この状態で極望回転部を回すと風景は味噌すり運動をします。
なので、ズレた像の中心にパターンの中心をズラして修正するの
です。
風景を見ながら極望を回して、味噌すり運動をする像に正確に追
従するようにパターンを調整するのは非常に難しいですけどね。

このように極望回転部を基準に調整された極望を、鏡筒を基準に
回したら(ステーの付け根で回すのも同じ)、像はほとんど味噌
すり運動をしない代わりに、パターンの位置がズレ見えます。
たとえば北極星を中心に導入して極望を回すと、北極星の周囲を
パターンの中心が味噌すり運動をします。

おそらく多くの人は「鏡筒のネジ部ではそんなに傾かない」と想
像することでしょう。設計者もそう思ったに違いないです。
しかし、ネジ部で1/100mm傾くと遠くにある対物レンズは10倍ほど
傾いて像は1/10mm動きます。普通の極望の焦点距離だと3’です。
ふつうは5/100mmくらいは傾くとすると15’になります。

11/12 追記
多くの投稿、ありがとうございます。
作り手として情けないお話ですが、極望について私自身やや?かなり消化不良で、これから私のペースでゆっくり検証評価したいと考えております。(先ずはレチクルの位置調整から・・)
製品化の目的は背面取り付けで、ポタ赤を販売されている他社様と同じ環境を提供できれば良いと、安易な考えでスタートしました。
試作機を、自分で使ってみて、時間と共に動く北極星を追いかけるために、極望の目盛を回す必要があり、これが面倒で・・・・・回転軸に取り付ければ・・・解決!!
・・・と、思ったのですが、、、甘かったですね(苦笑
甘い設計がもう一点ありました。
ポラリエ用の極望を設置した場合、これも情けない話ですが、Higlasi-2CでLCD部に干渉があるかも知れません。近いです。。

その場合は背面もしくは向かって左方向でご使用ください。












お客様からのお便り・・・(DPPA

お客様からDPPAでご苦労されているお客様へのお便りを頂きました・・・
ありがとうございます。

ーーーーーー
特にDPPAは苦労されている方もいらっしゃいますので参考になればと思ったりしてます。

この時にBORG45EDで撮影したM45とM31

極軸ステーは気になってるんですよね。
あと3Aも。。

それではがんばってください!
ーーーーーー

極軸ステーの材料は今週中に集結する予定です。
数台製作し、大きな間違いが無ければ、今月中にはリリースの予定です。
3Aはスロ〜〜スタートです(笑

2014年11月1日土曜日

ひとりごと・・・11/2 追記

今日は一番近所のお客様が遊びにいらっしゃり、いつものように楽しい時間を過ごす事ができました。
「たまには僕もアカデミックな事をやってるんですよ(笑」と
小惑星ウィンチェスター による掩蔽について・・・・・
詳細は以下の通りです
http://sendaiuchukan.jp/data/occult/1410winches.html

別件ではもっとハイテク?な極望の話になり、可能性を確かめるために予備実験をする事になりました。
詳細はまだまだ書けませんが・・・。
ここでご紹介できるまで、具象化できれば良いのですが、解決すべき技術的なハードルが現時点でもたくさん見えます。。

11/2 追記
話の中で、Higlasi システムでスタンバイは不要では無いか!?
のご意見を頂きました。
操作中、意識すること無く、スタンバイ状態になり、無駄な写真(流れた星の絵)を撮ってしまう事が多い・・・。(なるほど)
つまり、電源を投入時点で恒星モードで動作させる・・・。