2015年2月17日火曜日

タイムラプス用スライダー

お客様からHiglasiを動力源としたタイムラプス用スライダーのお問い合わせを最近よく頂きます。
それで、ちょっと、簡単な絵を描いてみました。
この時点で正確な見積はできませんが、10人くらいのご希望が集まれば、ざっくり3万円(別:Higlasi-2、パノラマ雲台)くらいでご提供できるのではないかと思います。
アイデア、ご希望、ご意見・・・等、頂けるとありがたいです。。

:::ざっくり仕様:::
摺動範囲は700mm 幅100mm

:::Higlasi-2:::
移動速度はオーダーメイド対応できます。
インターバルタイマーオーダーメイド対応できます。


もう少しお金をかけてもいいなら、安全のためウォームギヤを使ったセルフロック機能や、手動移動のためのクラッチがあるほうが便利良いかもしれません。

10 件のコメント:

TIDEshigeru さんのコメント...

素晴らしいパースを拝見しイメージが湧いてきます。
パノラマ雲台がスライドとシンクロしてパンしたりしたらゾクゾクします。
これなら、Higlasiの付け外しも簡単そうですね。
後は、稼働スピードがライブとタイムラプスではかなり違うのでそこが気になります。
安価なメーカー製はモーター自体を付け替えなければ両方に対応できない状況です。
セッティング自体も面倒な既製品が多いです。
その点、スッキリと纏まっていて、流石だなと感じさせます。
スライダーの性能が良ければ、ライブは手動でタイムラプスのみ電動ですれば良いように感じます。
CP+2015でTOASTが既成のスライダーを電動化する機材を参考出品していましたが、専用品で赤道儀と兼用できるものは世の中に存在しないと思われます。
ワクワクが止まりません。

TIDEshigeru さんのコメント...

ちなみに私も10の内の1人に入れて頂けれると嬉しいです。
ですので自作は辞めて、出来上がりを待つ事にします。
80cmというサイズはとても良いサイズですね。
星景タイムラプスでは120cm位を使っている方が多いと思いますが、どうしても三脚2台の運用になり機動力が落ちます。
日中のライブモーションでは3~40cmも動けば十分で、端から端までの映像は逆に長すぎたりします。

竜爺 さんのコメント...

TIDEshigeru さん
コメント、ありがとうございます。
現時点、10人様は夢の夢状態です(大笑
・・・が、とりあえず、試作はやってみようかと考えております。稼働スピードの変更は簡単です。プログラムでも対応できますし、タイミングプーリーを変えれば、現状の3倍1、50deg/minでスライダーのプーリーを回転できます。

>ライブは手動でタイムラプスのみ電動ですれば良いように感じます。

ありがたい情報です。やはりクラッチが必要ですね。。
「こんな事できない!?」的な情報があれば、宜しくお願い致します。。


TIDEshigeru さんのコメント...

スピードはStarDust☆彡さんのページが参考になります。
ドリエモン3
全長1400mm 駆動距離1000mm 重さ4.2kg(雲台含める。バッテリーは含めない。)
スピードレート6段
レート1 93時間 
レート2 23時間
レート3 3時間(星空モード標準)
レート4 1時間30分(星空モード短時間)
レート5 37分(日中モード)
レート6 14分(日の出日の入りモード)

レート1&2は不要と思いますが、3~6の間の可変があればタイムラプスは十分に感じます。

全く参考になりませんが、自作の電動スライダーのテスト映像です。
1秒インターバルで40cmを10分程で撮影しています。
日中の撮影の場合、もう少し移動が早くても良いかなと感じています。
実は作ってみたものの模型用モーターは音がうるさく、人前では使えない事がわかりました。
静かなHiglasiスライダーの完成を待ちたいと思います。

http://www.ochiai-ke.com/2015/02/16/8868

スピードの可変といい、スライダーにもなってしまうHiglasiの可能性は無限ですね。
まだ、この情報に対するアクセスは薄いと思いますが、こういう機材を待っている方は多いと思います。
今後も、気が付いた事をダラダラと書き込んで行きたいと思います。

竜爺 さんのコメント...

TIDEshigeru さん ありがとうございます。
TIDEshigeru さんのブログは時々見させて頂いております。

ご提供頂いた情報で最も気になるところは最高速度レート6です。
1000mm14分ですから 72mm/min です。
Higlasi_2 タイムラプスモードの最高速度は50deg/min です。少し大きなタイミングプーリーを使い、スライダー側のプーリーを調整すれば、現行仕様のHiglasiでもその速度は得られそうです。もっとも、その時はシステムも変更しますから、コスパで判断したいと考えます。

だらだら大歓迎です(笑

TIDEshigeru さんのコメント...

スライダーレールについての考察です。
思った事をつぶやいているだけですので気にしないでください。
図面を拝見するに、レールは丸パイプでしょうか。
センター部分にベルトが通る仕様なので一番バランスが良いですね。
丸パイプをベアリングで挟み込むタイプならライブモーションも安定します。
仕組みだけはこんなので軽量ローコストなアルミパイプ仕様が好みです。

http://www.ifootagegear.com/en/shark-slider-s1/


竜爺 さんのコメント...

TIDEshigeru さん おはようございます。

>レールは丸パイプでしょうか。
パイプは安価で良いのですが、800mmに数キログラムの機材が載るのでたわみが気になります。それで現時点ステンレスの無垢シャフトを考えております(高価です)。
また、ベアリングで転がすのでは無く、シャフト上のゴミの影響が無い様に滑らそうかな・・・と。
試作して、ライブモーション用で問題があれば、ベアリングにするかも知れません。。

TIDEshigeru さんのコメント...

私の場合、カメラを含めてできるだけ軽量コンパクトなものが好みですが、人によっては、スライドだけでなく、ステージ上にもう一台Higlasiを載せてパンチルト&追従させながら撮りたいという方もいらっしゃるかと思います。
ライブモーションの場合、ステージ上にしっかりとしたビデオ雲台を載せるのも一般的です。
やはりフルサイズのカメラを載せることを考えると硬性も大切ですね。
スライダーの性能はタイムラプスではそれほど高くなくても、ある程度正確に滑ればそれで良いと思います。
ただ、ライブモーションではスライダーの性能が、もろに映像に反映されてしまう為、各社スムーズに動かす為のドラッグ調整ができる仕組みを備えています。
この辺がDIYスライダーではなかなか真似の出来ないところですね。
フィールドに持ち出すことを考えると、ゴミや埃、砂など様々なものがスライダーの動きを阻害します。
メンテナンスが簡単なものが良いですね。
滑らせるタイプならIGUSドライリンスライダーなどの既製品を使うのも良いかも知れません。
ただ、ライブの事を考えるとやはりベアリングタイプになってしまいます。

竜爺 さんのコメント...

TIDEshigeru さん おはようございます。
なるほどです。。

ドラッグ調整とは滑りのフリクションを調整し、滑りの柔らかさを調整する・・・こんなイメージでしょうか?
(精度の良いシャフトが必要ですね)
 
軸受けはベアリングタイプと同じ形容の部品があり、メカの構造を変える事なく両方テストできそうです。。

TIDEshigeru さんのコメント...

まさにフリクションコントロールですね。
各社アプローチは違いますが、単純にレールとスライダー間の遊びで調整するものから、先日ご紹介したiFootage Shark Sliderのように端に付けたウェイトリングでその役目を持たせているもの、国産のLibec ALLEXはベアリングに封入するグリスの粘度で適度なスムーズさを出しているようです。
これはカメラ雲台とオイルフリュードビデオ雲台との動きの違いのような感じかも知れませんね。

http://www.pronews.jp/column/hidefumi-oka/1407291200.html

このようにライブモーションを追求していくと、かなりDEEPな世界に引きずり込まれます。
タイムラプス専用で考えれば、これらの仕組みは全く不要です。
こんな仕組みなくても、DIY水道管スライダーで素晴らしいライブモーションを撮られている方もいらっしゃいます。
やはり最後は撮る側のセンスが問われるのかも知れません。

http://lm.happydayz.jp/2011/05/02/315/

>軸受けはベアリングタイプと同じ形容の部品があり、メカの構造を変える事なく両方テストできそうです。。

さすがエンジニアと感じさせる記述にワクワクさせられます。